マニュアルMANUAL

WordPressについて

WordPressは特別な設定なく、簡単にインストール可能で、すぐご利用いただけます。

WordPressのインストール

1:Pleskにログイン後、「アプリケーション」タブをクリックするとインストール可能なアプリケーションが表示されますので、「注目のアプリケーション」からWordPressを選択してください。
2:プルダウンから、「インストール(カスタム)」をご選択頂きますと、ワードプレス専用管理画面へのログインIDを割り振る事が可能です。
3:パスワード等の必要な項目を入力し、インストールボタンを押下すると完了です。
4:インストール完了後はPlesk上から直接WordPressへのログインが可能です。

WordPressの負荷対策

WordPressは、高負荷プログラムになりますので、WordPressをご利用の際は同時に負荷対策ができるプラグインの利用をご検討ください。

1:管理画面にログインし、キャッシュ作成プラグイン「wp-super-cache」をインストール。
2:パーマリンクの設定を行っていない場合、「パーマリンク設定」から「デフォルト」以外のいずれかを選択してください。
3:「wp-super-cache」の詳細設定画面で、以下の項目にチェックを入れてください。
・ヒットしたページをキャッシュし、素早くアクセスさせる
・キャッシュファイルの提供に、 mod_rewrite を利用する
・ページを圧縮し、訪問者により速くページを供給する
・既知のユーザー向けには、ページをキャッシュしない。
・WordPress が読み込んだ後にキャッシュされたファイルを表示します。
4:SPAM対策プラグイン「Akismet」のご利用もご検討ください。

WordPressのセキュリティ対策

WordPressを狙ったDOS攻撃も増加傾向にありますので、以下のような方法で対応をお願いいたします。

1:WordPress管理画面へのログインパスワードを20文字以上の強固なものに変更する、または管理画面へ.htaccessでログイン認証を設定する。
2:wp-config.php のパーミッションを404に変更する。

これらの対策はあくまで一例で正解はなく、完全に防御できることを保証するものではありませんのでご了承ください。

WordPressで投稿記事が404エラーになる場合

設定後に投稿記事が404エラーになる場合などに、以下の記述の.htaccess ファイルの設置をお試しください。

——
# BEGIN WordPress

RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]

# END WordPress
——

WordPressで画像アップロードエラーになる場合

設定後に
「ディレクトリ /var/www/vhosts/ドメイン/httpdocs/wp-content/uploads/ を作成できませんでした。
この親ディレクトリのアクセス権はサーバーによる書き込みを許可していますか ?」といったエラーメッセージが出て、画像のアップロードが出来ない場合は、以下の記述の.htaccess ファイルをwp-adminフォルダへ設置してみてください。
また、PHP のセーフモードをOFFにすることで解消される場合もあります。

テーマ編集エラーが発生する場合の対処

theme 内もしくは上位ディレクトリへ、以下の.htaccessを設置し、かつ対象ディレクトリのパーミッションを777にしてお試しください。

———
Options +ExecCGI
AddType application/x-httpd-cgi .cgi .pl

AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
———

WordPress画面が急に真っ白になってしまった場合の対処

WordPressの画面が、プラグインなどの影響で急に真っ白(非表示)になってしまった場合、wp-adminのログイン画面が正常に表示されない場合など、どういったエラーによるものかを確認するために、エラーを表示させる必要があります。
その際、以下の2点を設定をしてください。

対処1:デバッグモードでエラーを特定する

管理画面が表示されない場合でも、PleskファイルマネージャやFTP等からの接続は可能です。
ログを画面上に出力させるために、WordPressフォルダの直下にある「wp-config.php」をダウンロードしてdefine(‘WP_DEBUG’, false); というコードがあるかを確認します。
上記コードが確認できた場合、【false】になっている部分を、【true】に書き換えて上書きしアップロードすることで、デバッグモードに切り替わります。
※変更前:define(‘WP_DEBUG’, false);  ⇒  変更後:define(‘WP_DEBUG’, true);
上記変更・アップロード後、画面上にエラーログが出力されます。直近で発生しているエラーの内容をGoogleなどで検索すると、大抵の場合は発生例と解決方法が見つかります。

対処2:プラグインディレクトリをリネームする

PleskファイルマネージャやFTPでwp-contentにあるpluguinsフォルダ を、一旦【_plugins】などに、リネームする方法です。
この方法ですべてのプラグインが強制的に無効状態となるため、この方法で正常に戻る場合はインストール済みのプラグインのうちどれかが問題であることが分かります。
さらに特定する場合はpluginsに格納されている各プラグインのフォルダをひとつずつリネームしていくことになりますが、その場合一旦変更したpluginsのフォルダ名は元に戻す必要があります。

データベース接続確立エラーへの対処

WordPressで画面上に「データベース接続確立エラー」が表示された場合の手順は、以下をご参考にお願い致します。

1:データベースのバックアップを事前にお願い致します。
wp-conifg.php の設定情報が正しいかどうかをご確認いただき、間違っていない場合はお客さまのWordPress内のデータベースが一部破損等している可能性がございますので、WordPressのREPAIR機能の利用をご検討ください。
2:WordPressディレクトリの/wp-admin/maint/repair.php を有効にするには wp-config.php に以下を追記してください。

——
define(‘WP_ALLOW_REPAIR’, true);
——

3:画面上の指示に従い、「データベースを修復し最適化する」ボタンが現れたら押下します。

4: 通常はこれで自動修復がかかります。

WordPressのプラグインが更新出来ない場合の対処方法について

WordPressのプラグインが更新出来ない場合、wp-config のパーミッションが404などになっている可能性がありますので、このパーミッションを一旦644などに変更して再度お試しください。