マニュアルMANUAL

FTPの基本設定について
FTPアプリケーションを利用してFTP接続を行い、ファイルのアップロードを行うことができます。
FTPアプリケーションはFFFTP、FileZillaなどをご利用ください。
以下を参考にして、FTPソフトの各項目を設定して下さい。
FTPアプリケーションの設定一例
ホストの設定名:ホスト一覧に表示される際の名称になります。これは、お客さまの任意の名前を設定して下さい。
ホスト名:「お客さまのドメイン名」もしくは「IPアドレス」が該当します。ドメインのDNS情報が変更前で、まだ有効になっていない場合には割り当てられたIPアドレスで指定します。
ユーザー名:設定されたユーザーID
パスワード:設定されたパスワード
ホストの初期フォルダ:ディレクトリ内の「/httpdocs」がアップロード先(公開)フォルダとなります。
Passiveモードの変更設定
FTPアプリケーションの設定で、「PASV の設定」にチェックが入っていない場合は、チェックを入れてお試し下さい。
(接続環境などによっては、チェックを外してからお試し下さい。)
FTPアプリケーションにてPassiveモードに設定する方法に関しては、FTPソフトウェアのマニュアルなどで「Passive」や「PASV」などの設定項目をご確認下さい。
SFTPの設定
SFTP の設定例は、以下となります。
Pleskにadmin権限でログイン→該当ドメインの「契約」→ドメインのコントロールパネル→ウェブサイトとドメイン→「FTPアクセス」対象のFTPユーザーの設定画面を開くと、「SSH 経由でサーバにアクセスします。」というプルダウンメニューがあります。
こちらから任意のSSHメニュー(※一般的には/bin/bash)を許可・保存すると、SSHアクセスが許可されそのFTPユーザーアカウントでSFTPが利用可能な状態となります。
.ftpaccessの設定
.ftpaccessというファイルをルートディレクトリ(/httdocs直下)へ設置いただくことで、指定されたIPアドレス以外からのFTP接続ができないようにすることができます。
設置例
——
<Limit ALL>
Order Allow, Deny
Deny from all
Allow from 192.123.45.789
</Limit>
——
上記の設定では、この接続元(IPアドレス「192.123.45.789」)からのみFTP接続が可能となり、他のIPアドレスの場合はFTP接続ができなくなります。
Allow fromの後に続くIPアドレスが許可されたIPアドレスとなり、改行して複数設定することや、「192.123.45.」のように4ブロック目を指定せずにこの部分は何であっても1〜3ブロック目が一致すればアクセス可能とすることもできます。
.ftpaccess設置に関する注意
.ftpaccessの記述方法や設置方法を間違えるとFTPアクセスが出来なくなることがあります。
設置には十分注意して行っていただきますようお願いいたします。
また、弊社での既述・設置の代行は行っておりませんのでご了承ください。
また、固定ではない接続元IPアドレスをご利用の場合、IPアドレスが変わると接続できなくなることがありますので必ずご確認ください。